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「たんす預金」をしていた農家の女性が、悲観のあまり自宅で首をつって自殺! インドにて

政治・経済・社会

高額紙幣の廃止が突然発表されたインドで、いわゆる「たんす預金」をしていた農家の女性が、自分が無一文になってしまうと思い込み、悲観のあまり自宅で首をつって自殺した。警察が11日、明らかにした。

 

 南部ハイデラバード(Hyderabad)の東方に位置するマハブババード (Mahabubabad)に住むカンデュクリ・ビノダ(Kandukuri Vinoda)さん(55)は、流通が停止された1000ルピー(約1600円)札と500ルピー(約800円)札で大量の現金を自宅に保管しており、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相による8日の突然の発表を聞き、貯金が全て価値を失ったと思いパニック状態に陥ったという。

 

 ビノダさんは、先月土地の一部を売って現金で550万ルピー(約880万円)を受け取っていた。地元メディアの報道によると、ビノダさんはその中から夫の医療費を支払い、残りは新たな区画購入に充てるつもりだったという。

 

 同国地方部では、遠隔地のため銀行がない、納税額を減らしたいといった理由で、大量の現金を自宅に保管している人が多い。

 

 モディ首相による紙幣の流通停止は、腐敗に加え、税務当局が把握していない「ブラックマネー」対策の一環とされている。政府は戸惑う市民らに対し、今回の施策で不利益を被るのは脱税者のみだとして、不安を抱かないよう呼び掛けている。

 

●インド、高額紙幣の流通を突如停止 腐敗対策で

インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は8日、500ルピー(約800円)と1000ルピー(約1600円)紙幣の流通差し止めを命じた。同国にまん延している汚職と脱税の根絶が目的とされるが、突然の発表に同国内には衝撃が広がっている。

 

 モディ首相はテレビ放映された国民向け演説で、9日午前0時(日本時間同3時半)以降、これら2種類の紙幣は法定通貨としての効力を失うと宣言した。ただし今年いっぱいは旧紙幣と新札を銀行や郵便局で交換することができ、また口座への預け入れは引き続き可能だとしている。


 9日は終日、全銀行と現金自動預払機(ATM)が閉鎖され、10日以降、同国の中央銀行であるインド準備銀行(RBI)が新しい500ルピー札と2000ルピー札を発行する。
 今でも現金取引が主流のインドでは、1000ルピー札が同国の最高額紙幣だった。